花粉の季節だからこそ+ダミ声ボーカルを聴く+ | 身代わり山羊のロボトミー

花粉の季節だからこそ+ダミ声ボーカルを聴く+

ダミ声・・・・・・天性のダミ声から、酒とタバコでわざと潰したダミ声まで。


ワタクシはダミ声ボーカルが大好きです。
トムウェイツは神として、邦楽においても。

ということで、涙と鼻水とくしゃみでぐじゅぐじゅになってしまうこの季節。

ナイスダミ声アルバムをピックアップ。




モントレイユ

行方知レズ
モントレイユ

おフランスでレコーディングしたとかで。

1曲目の「B3エレベーター」のアンニュイな始まりは正に「ボンジュール」。

12曲目「堕落する者には翼がある」で、少し勘違いしてしまいそうになる。



Tom Waits
Franks Wild Years

実家はイタ飯屋なんだけども、ランチタイムにこれをかけて、父に「やめれ」と言われたことがある。

確かに、重く、けだるく、ランチタイムなのにあたりが暗くなるため、昼にはそぐわないと思う。

が、このオッサンは滅茶苦茶かっこいいぞ。


なんせ、あのイギーポップが気を使うんだから。



騒音寺


SO-ON★G(騒音寺)
不良少年の口笛

「今度アルバム送るよ」

「あ、ありがとう。どんなの?」

・・・訛ってない吉幾三が、ブルーズとロックをやってる感じ

Thee Michelle Gun Elephant
Gear Blues

ぱっと見、チバはいつも不機嫌だ。

口尖がって、猫背で、よたよたとマイクの前に立つ。

フロアを一睨みしてから、「あ"あ"ぁ"----!!!」と叫ぶ。


あとで冷静になって考えると「ハロー!」と言っていたのか、と気が付く。


着うた、なるものが定着し始めた頃、真っ先にダウンロードしたのが、「デビル・スキン・ディーヴァ」だった。


チープな携帯のスピーカーじゃ、「何言ってっか全然わかんねえ」



ソウル・フラワー・ウィズ・ドーナル・ラニー・バンド
MARGINAL MOON

中川敬は「おっちゃーん」って呼びたくなる。

酒呑みながら、くだ巻きながら歌って許される人の1人。